神殺しのクロノスタシスⅢ
第一部1章
──────…僕、黒月令月の朝は早い。

まるで、そうプログラムされたロボットのように。

僕は、夜明けと共に目を覚ます。

いつも同じ時間。いつも同じ場所で、いつも同じ行動を繰り返す。

イーニシュフェルト魔導学院に入学して、半年以上がたつが。

ついたあだ名は、「キッチンタイマー」である。

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