神殺しのクロノスタシスⅢ
「おぉ…。ようやく見つけた…。あれは…あの方こそ…我らの生き神様よ…!」



歓喜に湧く群衆の中に、一人の老婆が数珠を鳴らしながら、ぶつぶつと何かを呟いていることを。

俺達は、誰も知らなかった。

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