神殺しのクロノスタシスⅢ
――――――…次に、目が覚めたとき。




そこは、見慣れた聖魔騎士団魔導部隊隊舎の中。

医務室のベッドの上に、寝かされていた。

「…気がついたか?」

懐かしい、優しい声のする方に。

私は、反射的に視線を向けた。
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