ねこ先輩に「好き」を伝える方法。
「はいっ! 撮ります!」
奏多先輩は私に向き直り、手を差し出した。
まるで、映画のワンシーンのような……。
私は恐る恐る、その手に私の手を重ねる。
手が重なり合った瞬間。
私の体は浮いた。
えっ⁉
これって、お姫様抱っこ⁉
「お、降ろしてください!」
「なんで?」
「重いから降ろしてください!」
「軽いよ。それに、暴れると落ちちゃうよ」
……落ちたくはない。
お尻痛くなるのは嫌だもん。
私は大人しく、奏多先輩の首に手をまわした。
なに、この羞恥プレイ。
クラスメイトがいる前で、こんな恥ずかしいこと……。
だけど、奏多先輩は楽しそうにしていた。
まあ、いいか。
奏多先輩が楽しそうにしてくれるなら。
奏多先輩は私に向き直り、手を差し出した。
まるで、映画のワンシーンのような……。
私は恐る恐る、その手に私の手を重ねる。
手が重なり合った瞬間。
私の体は浮いた。
えっ⁉
これって、お姫様抱っこ⁉
「お、降ろしてください!」
「なんで?」
「重いから降ろしてください!」
「軽いよ。それに、暴れると落ちちゃうよ」
……落ちたくはない。
お尻痛くなるのは嫌だもん。
私は大人しく、奏多先輩の首に手をまわした。
なに、この羞恥プレイ。
クラスメイトがいる前で、こんな恥ずかしいこと……。
だけど、奏多先輩は楽しそうにしていた。
まあ、いいか。
奏多先輩が楽しそうにしてくれるなら。