ねこ先輩に「好き」を伝える方法。
「芽衣と初めて会ったとき、俺の願いが届いたのかなって思った」
「……っ、」
「芽衣が家に来てくれた時に作ったオムライス、初めての手料理だから凄く張り切った」
奏多先輩の想いが、心に流れ込んでくる。
自然にこぼれてくる涙。
そんな私に、奏多先輩は温かい笑顔をむけてくれる。
「芽衣が”幸せ”って喜んでくれたの、今も覚えている」
「私も、覚えています……っ」
「クロと触れ合っている芽衣を見て、俺も”幸せ”だな、って思った」
記憶が。
思い出が。
鮮明に頭に浮かんでくる。
「芽衣の笑顔、ずっと守っていこうと心に誓ったんだよ」
「……っ、」
「芽衣が家に来てくれた時に作ったオムライス、初めての手料理だから凄く張り切った」
奏多先輩の想いが、心に流れ込んでくる。
自然にこぼれてくる涙。
そんな私に、奏多先輩は温かい笑顔をむけてくれる。
「芽衣が”幸せ”って喜んでくれたの、今も覚えている」
「私も、覚えています……っ」
「クロと触れ合っている芽衣を見て、俺も”幸せ”だな、って思った」
記憶が。
思い出が。
鮮明に頭に浮かんでくる。
「芽衣の笑顔、ずっと守っていこうと心に誓ったんだよ」