恋愛偏差値$完
「きゃぁ」
女子の団体がわりこんできた。
あの女の子は後ろに飛ばされてしまった。
「マネージャー希望したいんですけどぉ~」
「いいですかぁ~」
甘い声で伸先輩に近づいた。
まったく、マナーのなってない後輩ね。
「ね、ちょっと。その女の子が先にいたの。ちゃんと並んだら?」
「はぁ?なにこのおばさん」
「まぁまぁ」
伸先輩がいつもと違う顔で後輩に言った。
新人呼びこみはいつもこんなの?
こんな後輩がマネージャーになったら嫌!
「えー、今日のミーティングは新マネージャーについて。いつもより多いため、どうしようか、話し合ってほしいと思う」
今日は伸先輩が仕切っている。