恋愛偏差値$完
「えっ、嫌いじゃないですよ。伸先輩いろいろ協力してくれて…」
むしろ、好き。
自信がなくて、言えないけど。
「俺は、お前とだったら……」
腕をつかまれて、伸先輩の顔が近づいてきた。
「えっ、え?」
近づいてきたから、後ろに反った。
でも伸先輩の顔が近づいてくる。
「ぅっわ」
腰かけてる後ろのスペースに押し倒されるかたちになる。
顔が近いから、薄暗くても先輩の顔がわかる。
真剣な、顔……。
「俺は、お前が……」
さらに近づく伸先輩の顔。
えっ、あ、の………
…………
……………………。