恋愛偏差値$完
「せんせぇ。お願いだから許してください~」
もう部活は始まってしまった。
先輩たちがいる間は、部活に全部参加したいと思ってたのに。
「反省文書け!!」
書いたら許してくれるのね?
「がんばりますっ」
あたしは必死に終わそうとがんばる。
反省文を書き終えたら、携帯を見て、部活に参加して、いつもどおり伸先輩と帰る。
伸先輩のこと信じてるから…。
「やたー!終わった。携帯!携帯返してくださいっ」
「んー…」
とかめんどくさそうに先生は返してくれた。
受信ボックスを見ようとして電話がかかる。
「もしもしっ」
『あ~終わった?うちらも終わった。部活終わった~』
「伸先輩は…?」
『しゃね。どっかで待ってるだろ。じゃー』