恋愛偏差値$完
着いたのは…
「えっ!むりだよ。こんなにお金持ってない!!」
高級料亭。
ぜったい、朝ゴハン向けじゃないからっ!
朝から、重そう。
「いーから。俺のオゴリ。二人きりになれるとこだろ」
そんな…
「オゴリって、帰ってきたばっかでしょ?お金ないじゃない…」
あと。
「学校始まるし。ここじゃなくても、二人っきりになれるところだってあるだろうし…」
いきなり、密室で二人きりって、いままで溜まってた欲がでてきそうだし…
あたし、そうとう欲求不満だったからっ。
「俺と二人っきり、いや?」
そんなかわいい顔で見つめられると、あたしっ!!
「いやっ…!そんなことは。遅刻しても、どうにかなる…」