恋愛偏差値$完
「ちょ…っむり!くすぐったい!!」
あたしは思いっきり伸の体を押した。
「いた……」
「えっ…や、あの。伸…?」
あわわわ~~
伸の怒ってるオーラを感じる。
「俺学校行くわ」
ど、どうすればいいの…
「えっと、伸??」
「メシ食ってから来れば?金払っとくから、ごゆっくりどーぞ」
伸はバウンドするくらいに激しく戸を閉めた。
ほんとうに、どうればいいの…
戻ってきてそうそう、伸のこと怒らせちゃったよー!!
やってきた料理と、やたら広い部屋に一人っきりのあたし。
むなしすぎる…