恋愛偏差値$完
梓先輩(ついでに伸先輩)のアドレスもゲットして!
少しだけ、お近づきになれたんじゃない?!
「柚菜!あの二人といっしょに登校ってどういうことよ?」
教室に入るなり、やって来たのは理香さん。
あたしの肩をがたがたとゆする。
つまり説明しなさい、と。
「…ふぇぇぇぇええ」
あたしの話を聞き終えた理香。
「よかったね!おめでと♪」
親友ですからね、あたしの事情は知ってます。
あたしも、「ありがと」って抱きつき返した。
うれしいな。
「あたし、応援するからね!…と。ユウくんがねぇ~」
この話しが終わると彼の話になった。
あたしはもちろん相談役。
伸先輩に言われた『幼い』が心のどこかにひっかかっていた。