地味男はイケメン元総長~番外編集~
その後もお前俺の事好きなの!? と聞きたくなるような出来事がチラホラとあった。
倉木に俺の好きなアイドルに似た感じでメイクしてくれと頼んでいたり、それを俺に見せたがっていたり……。
なのに沙良本人はそういう色恋沙汰な雰囲気を全く出さない。
たまに少女らしい笑顔を俺に見せるようになったけど、それだけと言えばそれだけだった。
そんな中、期末テストのテスト勉強が始まった休みの日。
突然慎也から電話が来た。
『日高に勉強教えてもらいに行かねぇ?』
その日は日高と倉木が日高のアパートで勉強をすると言っていた日だった。
それを聞いて襲うなよ~なんてからかっていたのが記憶に新しい。
そこに勉強を教えてもらいに行くとか……邪魔にしかならねぇだろうが!
それをハッキリ伝えたのに、慎也はよほど切羽詰まっているのか『今日教えてもらわねぇとこの数式覚えられそうにねぇんだよ!』と叫んでいた。
明日になったら教えてもらおうとしていたことさえ忘れてそうだ、とか言って……。
倉木に俺の好きなアイドルに似た感じでメイクしてくれと頼んでいたり、それを俺に見せたがっていたり……。
なのに沙良本人はそういう色恋沙汰な雰囲気を全く出さない。
たまに少女らしい笑顔を俺に見せるようになったけど、それだけと言えばそれだけだった。
そんな中、期末テストのテスト勉強が始まった休みの日。
突然慎也から電話が来た。
『日高に勉強教えてもらいに行かねぇ?』
その日は日高と倉木が日高のアパートで勉強をすると言っていた日だった。
それを聞いて襲うなよ~なんてからかっていたのが記憶に新しい。
そこに勉強を教えてもらいに行くとか……邪魔にしかならねぇだろうが!
それをハッキリ伝えたのに、慎也はよほど切羽詰まっているのか『今日教えてもらわねぇとこの数式覚えられそうにねぇんだよ!』と叫んでいた。
明日になったら教えてもらおうとしていたことさえ忘れてそうだ、とか言って……。