地味男はイケメン元総長~番外編集~
「今日は弟たちが来てるの。すっごく可愛いんだから! 司くんにも見て欲しいな」
お昼の休憩を一緒に回ろうと前から約束していたので、俺達は一緒に教室を出た。
さくらさんにドキドキしっぱなしの今日の俺はポンコツだ。
気を付けていないとどこかにぶつかってしまったり、転びそうになったりする。
そのため、さくらさんは俺の手を引いて歩いているんだけれど……。
手が、熱い。
彼女の体温を感じて、それ以上に熱を帯びた気がする。
引かれるままに付いて行くと、突然彼女は手を離した。
「あ、こっちだよ!」
そう言って俺以外の別の場所を見る。
離された手がやけに冷たく感じた。
お昼の休憩を一緒に回ろうと前から約束していたので、俺達は一緒に教室を出た。
さくらさんにドキドキしっぱなしの今日の俺はポンコツだ。
気を付けていないとどこかにぶつかってしまったり、転びそうになったりする。
そのため、さくらさんは俺の手を引いて歩いているんだけれど……。
手が、熱い。
彼女の体温を感じて、それ以上に熱を帯びた気がする。
引かれるままに付いて行くと、突然彼女は手を離した。
「あ、こっちだよ!」
そう言って俺以外の別の場所を見る。
離された手がやけに冷たく感じた。