お見合い相手が変態御曹司でした
二人で体を重ねて、初めてのことに私は呆然としていた。しばらく私の肩にもたれていた柊平さんが、体を起こして優しくキスしてくれたから、私はとても幸せで、心も身体もふわふわしていた。
半年後、私は柊平さんとの結婚を機に会社を辞め、新居近くの個人デザイン事務所で働く事になった。
服装は自由だったが、ストッキングは必ず毎日穿く約束をした。
約束の相手。
それは勿論、私の可愛い夫です。
本編終
お読みくださって、ありがとうございました!このあと、柊平さん視点の小話と、短い後日談があります