ガチ恋
「お願い夏希くんお金をお貸しください。来月の小遣いで必ず返しますからぁぁぁ」
すがりくような声をだす真白。
「まてまて、内容によっては貸さないわけでもない、使い道をいってみろ」
「それは、これ」と言って俺にスマホ画面を見せる真白。
スマホ画面に映っていたのはなにかのソシャゲ画面だった。
「お前、まさかとは思うが課金するためにお金をかせって言ってるんじゃないよな?」
「そうだよ」悪びれる素振りもなく答える。
「これのどこが人生の左右にされることなんだよ」
「私にとっては人生の左右なんだよ。このキャラが欲しくて小遣い四か月分を貯めて待ちに待った実装だったんだよ……それなのにあと10連で天井なのに、足りないのよ。」
「我慢しろよ。」
すがりくような声をだす真白。
「まてまて、内容によっては貸さないわけでもない、使い道をいってみろ」
「それは、これ」と言って俺にスマホ画面を見せる真白。
スマホ画面に映っていたのはなにかのソシャゲ画面だった。
「お前、まさかとは思うが課金するためにお金をかせって言ってるんじゃないよな?」
「そうだよ」悪びれる素振りもなく答える。
「これのどこが人生の左右にされることなんだよ」
「私にとっては人生の左右なんだよ。このキャラが欲しくて小遣い四か月分を貯めて待ちに待った実装だったんだよ……それなのにあと10連で天井なのに、足りないのよ。」
「我慢しろよ。」