となりの紀田くん



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入学式が始まってから
数十分後……………




長い長い校長の
話も終わり
生徒会長へと
マイクが移動する。





「えー、みなさん。俺が生徒会、会長3-5不知火 昴です。えーと…………何かもうめんどくさくなってきたな。とりあえず、校則守ればOKじゃね?」





な、なんて適当な
生徒会長なんだww
しかも小声で
なんか呟いたし!!





で、でも……………………






こういうタイプ
嫌いじゃねえ!!!





「えー、生徒会長に変わりまして………私から挨拶させていただきます。生徒会 副会長2-3不知火 要です。校則があまり厳しくないからと言って風紀を乱すような行動は慎んでください。」





あー、こーゆー堅苦しいのパス。
まじめんどくせえから。
つーか名字一緒だけど
こいつら兄妹なのか?





だとしたら偉い違いだな。





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入学式も終わり
担任から明日の
説明を受けて
下校時間がやって来た。




「裕也、帰ろうぜー」




「おう」





「「「あ、紀田く~ん!」」」





俺と俊が教室を出ると
廊下の端から女子の
大群がこっちに向かって
走ってくるではないか………





って………マジかよ!?
それだけは勘弁!!





「俊!逃げるぞ!!」




「お、おう!」





俺と俊は全速力で
走り出したーーーーー
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