となりの紀田くん



簡単な説明を受けた後
実際に生徒達がアフレコ
している現場を見学する。



そこに高城さんも
混ざって



それはそれはもう
感動もの。



高城さん凄い…
やっぱ違うよ。



私なんて…


「はーい、今から見学者の一人に一緒に参加してもらいたいと思います。誰にしようかなー。」



私たちの方へ振り向くと
高城さんが歩み寄ってくる。



「じゃあ、さっき目が合った君」



そしてあろうことか
私を指差した。



は?私!?
無理無理無理!!



「わ、私は遠慮しときます!他の人に…わあっ!」



「いーから来て!」



高城さんに思い切り
腕を引かれ生徒さん
達の中に放り込まれる。



ちょっとマジで
勘弁してよ!!



金髪のイケメンって
みんな自分勝手なの!?



とか思ってる場合じゃない!!



どーする私?
この状況をどうやって
打破しようーーーーーー?
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