私の…手…! プロポーズは大好きな花に囲まれて。
宝木さん?静さんが声をかける!
『宝木さん、葵ちゃんをお嫁にもらって頂いてありがとうございます』
俺は目をパチパチしながら、僅かに口からえ〜と。
花井さんが顔を真っ赤にしながら
「何を分けわからないことを言っているんですか?宝木さんが困ってますよ」
静さんがあー間違えたと言いながら、
(((葵ちゃんの分身でした)))と
3人で声を合わせて、静さんたげは舌をペロッと。
俺はまだ何のことやら。
ホームページにアップされて写真に花井さんのアレンジが一緒写っていたことを思い出し。
(((ありがとうございます)))
やっと納得!
もしかして、少しは俺に興味をもってくれたのか?物凄く嬉しくなって、俺の青い海が深く、広くひろがり心が穏やかになっていく。
『こらからも葵ちゃんをよろしくお願いします。』
全員に頭を、下げされた。
花井さんは、皆で変なことを言うのはやめて~と叫び、意味が分かりませんと、ちょっとむくれ顔!
そんな顔も愛おしい。
「あのアレンジのおかげて我社にとって歴史に残る一歩に進めたのだから、葵さんありがとう」
キャ~、葵さんだって名前で呼ばれるなんて羨ましい!
彼女は真っ赤な顔でどうしていいのか、オドオドして、俺はそんな姿を見て、心の中で君が好きだ。
まだ出会いは少ない、それでも彼女の笑顔に惹かれたのだ。
悪いが落としにいくから、覚悟しろよ。
熱をこめた眼差しで彼女を見つめた。