私の…手…! プロポーズは大好きな花に囲まれて。


  おばあ様から「花井さんに」と声を掛けられハット我にかえり、ソファを勧められ、私は不安で心の中が少しずつポツポツと雨が降ってくるような気持ちになって、それなのに宝木さんも私に座るように促し、私はそっと座った。


 
 これはどういつ状況なのだろう、でも目の前のおばあ様は笑顔で、私の横に座った宝木さんも笑顔。

 

 ホテルに到着したときはウキウキだったのに、頭はパニック状態に変わって!


  

   真っ直ぐ前を見ることが出来ない。


 


  そんな状態の私の手をおばあ様が!
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