私の…手…! プロポーズは大好きな花に囲まれて。
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デートはこれで2回目、前回が水族館で今日はずっと前から行ってみたかった、花と緑と海のパーク、広さはドーム3個分。
私達はその中の花のゾーンへ。
ゆずるさんの運転で高速をつかい約1時間30分の距離。
彼は新商品のマスコミ発表でずっと忙しく、その間はメール、電話のやり取り、やっと今日会える。
3日前の電話で週末会えるよと、連絡がきたときは、嬉しくて、でもずっと忙しかったゆずるさんの体が心配で。
「絶対会う、予定を開けておいて」
だから素直に「はい」と、返事をした。
あの日から「ゆずる」と名前で呼ぶように言われて、でもナカナカ呼べなくて、呼べないとお仕置きと口元にキスが落ちてくる。
その度に顔が真っ赤になり、そんな私の顔を見るたびに、ゆずるさんはクスクスと、もう意地悪。
名前はやっぱり恥ずかしい。