私の…手…! プロポーズは大好きな花に囲まれて。
車の運転をしているゆずるさんはカッコいい、思わずジッと見つめてしまう。
やっぱり会えるのは幸せ、心の中が温かくなっていく、声だけでは寂しかったんだなぁと改めて感じ、私はもう、ゆずるさんでいっぱいになっている。
両手で胸をギュッと抱きしめる。
赤信号で停まるとふいにゆずるさんに頭をなでなでされて、突然のことでビックリ、でも途端に嬉しくなって目がウルウルしてくる。
「寂しかったか?」尋ねられたので
素直に「はい、寂しかったです」
ゆずるさんは満足そうに「そうか」と笑顔で返してくれた。