私の…手…! プロポーズは大好きな花に囲まれて。
久しぶりやっと会える。
仕事が、忙しく葵に会えに行く時間が中々取れず、ずっと歯がゆかった。
早く会いたい、会って抱きしめたい。
きっと寂しい思いをさせた。
電話では無理に明るい声を出して、俺に心配をさせないようにしていたから、それが分かっていただけに苦しかった。
葵の、笑顔がみたい。
俺の体のことばかり気を使って、本当に優しい女だ。
だから、早く、早く、抱きしめたい。