私の…手…! プロポーズは大好きな花に囲まれて。
2
通称『イケメン』さんは月に数回来店するようになっていた。
梅雨入りも間近私は近くの老人ホームシラサギに来ていた。
所長さんから注文を受けた花束を届けに来ていたのだ。
配達も終わり出口に向かおうとした時
イケメンさんが一つの扉から出てきたのだ。
私は思わずじっと見てしまい、彼と目があってその場でどうしたらいいか分からなかった。
彼が、一歩ずつ近づいてきて、ふぁっと笑顔を向けられ
「花屋の店員さんですよね、いつも素敵な花束をありがとうございます」
柔らかい笑顔、甘い声になぜかドキッとした。
私の止まっていた心の時計が今少しずづ動き出す。
梅雨入りも間近私は近くの老人ホームシラサギに来ていた。
所長さんから注文を受けた花束を届けに来ていたのだ。
配達も終わり出口に向かおうとした時
イケメンさんが一つの扉から出てきたのだ。
私は思わずじっと見てしまい、彼と目があってその場でどうしたらいいか分からなかった。
彼が、一歩ずつ近づいてきて、ふぁっと笑顔を向けられ
「花屋の店員さんですよね、いつも素敵な花束をありがとうございます」
柔らかい笑顔、甘い声になぜかドキッとした。
私の止まっていた心の時計が今少しずづ動き出す。