捨てられママでしたが、天才外科医に独占欲全開で溺愛されています
おじちゃんやおばちゃんには言い表せないくらいお世話になった、と話したら昌也がお礼を言いたいと言ってくれ私たち3人で真帆の実家へ向かった。

おじちゃんもおばちゃんも気持ちよく迎え入れてくれた。

「この度は私の不徳の致すところで、大変お世話になりました。ありがとうございました。」

きちんと正座して2人に頭を下げてくれる。

「昌也くん。私たちは千佳ちゃんが心配だったの。千佳ちゃんを幸せにしてくれるのよね?千佳ちゃんは昔から苦労の絶えない子なの。おばちゃん心配で…。千佳ちゃんには幸せになってほしいの。」

「もう離しません。千佳と智也と、俺は一緒に歩んでいきたいと思っています。ケジメではなく2人が大切だから、大切にしたいから結婚させてください。」

昌也は改めてまた深く頭を下げた。

おじちゃんもおばちゃんも顔を見合わせ、
「よろしくお願いします。」
と言ってくれた。

「まさかうちの娘ではなく千佳ちゃんの彼に結婚の承諾を乞われるとはなぁ。真帆…お前のはいつになるんだ?」

「ちょっと!とんだとばっちりだわ。」

みんなで顔を見合わせ笑いあった。

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