捨てられママでしたが、天才外科医に独占欲全開で溺愛されています
病院で授乳やオムツ交換、入浴方法などを教わり、おっかなびっくりではあるがなんとか形になってきた。
真帆は毎日仕事帰りにお見舞いに来てくれる。
真帆は出産に立ち合い母性が芽生えた、とさえ話しており私も嬉しく思った。
真帆の抱っこもだいぶ様になってきており微笑ましい。
さぁ、ゆっくりできるのも今日まで。
明日家に帰ってからは1人で頑張らないと。
「ねぇ、千佳。名前はどうするの?」
「うん。いくつか考えてたんだけど智也ってどうかな。賢い子になるように、温かみのある子になるように…と思って。」
「ともやくんかぁ。いいと思う。落ち着いた名前で誰にでも読んでもらえて。」
ともくーん、と呼びながら抱っこしている真帆をパチリと一枚スマホに収めた。
「ねぇ、千佳さえ良かったらうちの親のところに里帰りしない?ずっと話そうか悩んでいたの。うちの母が千佳を心配してて2週間でも1ヶ月でも来ないかって。千佳の家の事情もわかってるから心配みたいで…。」
「おばちゃん元気なの?」
「すこぶるね!」
「でも…私1人で頑張ってみるよ。本当に困ったら助けて欲しい。意地張っててもやっぱり無理があることもあるだろうし、そんな時におばちゃんに助けて欲しいの。ダメかな。」
「喜ぶと思うよ。孫いないからさ…アハハ。」
「ありがとう。」
「ともくんの写真もこの前見せたらハンサムで心配だわ、って言ってたの。女を蹴散らさないと、だって。」
「まだ赤ちゃんだもん。顔なんて変わるよー。」
「何言ってんの。ベビー室の赤ちゃん見てごらんよ。ともくんピカイチじゃん。他はブサイクだよ。」
「贔屓目だからだよー!もう、真帆ったら。まるで自分の孫みたい。目に入れても痛くないってやつだよ。」
「痛くないかも!ともくん目に入れちゃいたいくらい。カバンに入れときたいくらい!」
「もう!」
2人で笑いあった。
真帆のお母さんにも抱っこしてもらいたいなぁって話すと、飛んでいくから気をつけてって言われた。
ありがたいなぁ。
真帆は毎日仕事帰りにお見舞いに来てくれる。
真帆は出産に立ち合い母性が芽生えた、とさえ話しており私も嬉しく思った。
真帆の抱っこもだいぶ様になってきており微笑ましい。
さぁ、ゆっくりできるのも今日まで。
明日家に帰ってからは1人で頑張らないと。
「ねぇ、千佳。名前はどうするの?」
「うん。いくつか考えてたんだけど智也ってどうかな。賢い子になるように、温かみのある子になるように…と思って。」
「ともやくんかぁ。いいと思う。落ち着いた名前で誰にでも読んでもらえて。」
ともくーん、と呼びながら抱っこしている真帆をパチリと一枚スマホに収めた。
「ねぇ、千佳さえ良かったらうちの親のところに里帰りしない?ずっと話そうか悩んでいたの。うちの母が千佳を心配してて2週間でも1ヶ月でも来ないかって。千佳の家の事情もわかってるから心配みたいで…。」
「おばちゃん元気なの?」
「すこぶるね!」
「でも…私1人で頑張ってみるよ。本当に困ったら助けて欲しい。意地張っててもやっぱり無理があることもあるだろうし、そんな時におばちゃんに助けて欲しいの。ダメかな。」
「喜ぶと思うよ。孫いないからさ…アハハ。」
「ありがとう。」
「ともくんの写真もこの前見せたらハンサムで心配だわ、って言ってたの。女を蹴散らさないと、だって。」
「まだ赤ちゃんだもん。顔なんて変わるよー。」
「何言ってんの。ベビー室の赤ちゃん見てごらんよ。ともくんピカイチじゃん。他はブサイクだよ。」
「贔屓目だからだよー!もう、真帆ったら。まるで自分の孫みたい。目に入れても痛くないってやつだよ。」
「痛くないかも!ともくん目に入れちゃいたいくらい。カバンに入れときたいくらい!」
「もう!」
2人で笑いあった。
真帆のお母さんにも抱っこしてもらいたいなぁって話すと、飛んでいくから気をつけてって言われた。
ありがたいなぁ。