捨てられママでしたが、天才外科医に独占欲全開で溺愛されています
職場復帰
いよいよ復帰の日。
久しぶりの白衣に身の引き締まる思いがした。
今までの病棟とは勝手が違い一から覚えることがたくさんあるが、看護師としてまた働けることがちょっと楽しみ。
循環器外来に配属されたので入院中会っていた患者さんにも外来で再会することができた。
「中山さんじゃないか。お腹ぺったんこになったなぁ。産まれたのかい?」
「阪本さん!お久しぶりですー。産まれましたよ!男の子でした。1歳になったので復帰しました。またよろしくお願いします。」
「こちらこそだよ!また来月も来るからな。」
「はい、お大事になさってくださいね。」
外来には他にもたくさんの看護師が働いておりみんな子育て中のため、お互い子供のことでお休みも取りやすいとか。その代わり自分の担当以外の科も網羅しておく必要があるよう。徐々に増やしていってほしいと言われた。
ひとまず今は循環器外来をマスターしないと。
智也のためにも頑張らなきゃ!
初日はあっという間に終わった…。時短勤務ということもあるが緊張していたせいか時間があっという間だった。
智也を迎えに行くとすごい勢いでハイハイしてくる。
まだ歩くよりハイハイの方が速い。
私の顔を見るなりハイハイで駆け寄る姿はとっても愛おしい。
「ともくん!ただいま。いい子だったかなー?」
「いい子だったよね!ともくん。」
保育士さんに褒められニコニコしている。
「今日もありがとうございました。また明日もお願いします。」
「ともくんバイバイ!」
智也が手を振る。
保育士さん達にもだいぶ慣れてきている様子。
私は智也をベビーカーに乗せ、帰りにスーパーで買い物をしてから帰宅した。
帰った後は戦争だった。
洗濯を取り込み、ご飯を作り、お風呂に入れ、明日の準備をして、寝かしつけて…寝かしつけられてしまったと。
疲れていたのか私が寝かしつけられてしまった。
朝、目が覚めてビックリ。
良かった、目覚ましかけておいて。
洗濯を干し朝ごはんを作ったところで智也を起こした。
「ともくん、おはよー!おっきしてちょうだいな。」
ふぇーん…
抱っこしてリビングへ連れて行くとむにゅむにゅと私の手の中で動く。
トントンしながら声をかける。
「ともくんは今日も元気かなー?中山智也くん!」
ピシっと手を挙げている。
「いい子だねぇ。ともくんは元気だね。ご飯にしよっか。パン食べるかな?」
智也は最近手に持って食べれる長いパンが好き。
果物や牛乳を置くとどんどん食べてくれる。
さて、着替えをさせて出かけないと。
朝の時間はあっという間。
智也を自転車に乗せ病院へ行く。
智也も毎日のことになり、保育所に慣れた様子。それに保育所にはお友達もたくさんいるし、先生たちも色々なことをさせてくれるので楽しいみたい。
智也の世界がまた広がったみたい。
智也が丈夫で元気に保育所は毎日通ってくれるおかげで私も順調に職場復帰を遂げた。
久しぶりの白衣に身の引き締まる思いがした。
今までの病棟とは勝手が違い一から覚えることがたくさんあるが、看護師としてまた働けることがちょっと楽しみ。
循環器外来に配属されたので入院中会っていた患者さんにも外来で再会することができた。
「中山さんじゃないか。お腹ぺったんこになったなぁ。産まれたのかい?」
「阪本さん!お久しぶりですー。産まれましたよ!男の子でした。1歳になったので復帰しました。またよろしくお願いします。」
「こちらこそだよ!また来月も来るからな。」
「はい、お大事になさってくださいね。」
外来には他にもたくさんの看護師が働いておりみんな子育て中のため、お互い子供のことでお休みも取りやすいとか。その代わり自分の担当以外の科も網羅しておく必要があるよう。徐々に増やしていってほしいと言われた。
ひとまず今は循環器外来をマスターしないと。
智也のためにも頑張らなきゃ!
初日はあっという間に終わった…。時短勤務ということもあるが緊張していたせいか時間があっという間だった。
智也を迎えに行くとすごい勢いでハイハイしてくる。
まだ歩くよりハイハイの方が速い。
私の顔を見るなりハイハイで駆け寄る姿はとっても愛おしい。
「ともくん!ただいま。いい子だったかなー?」
「いい子だったよね!ともくん。」
保育士さんに褒められニコニコしている。
「今日もありがとうございました。また明日もお願いします。」
「ともくんバイバイ!」
智也が手を振る。
保育士さん達にもだいぶ慣れてきている様子。
私は智也をベビーカーに乗せ、帰りにスーパーで買い物をしてから帰宅した。
帰った後は戦争だった。
洗濯を取り込み、ご飯を作り、お風呂に入れ、明日の準備をして、寝かしつけて…寝かしつけられてしまったと。
疲れていたのか私が寝かしつけられてしまった。
朝、目が覚めてビックリ。
良かった、目覚ましかけておいて。
洗濯を干し朝ごはんを作ったところで智也を起こした。
「ともくん、おはよー!おっきしてちょうだいな。」
ふぇーん…
抱っこしてリビングへ連れて行くとむにゅむにゅと私の手の中で動く。
トントンしながら声をかける。
「ともくんは今日も元気かなー?中山智也くん!」
ピシっと手を挙げている。
「いい子だねぇ。ともくんは元気だね。ご飯にしよっか。パン食べるかな?」
智也は最近手に持って食べれる長いパンが好き。
果物や牛乳を置くとどんどん食べてくれる。
さて、着替えをさせて出かけないと。
朝の時間はあっという間。
智也を自転車に乗せ病院へ行く。
智也も毎日のことになり、保育所に慣れた様子。それに保育所にはお友達もたくさんいるし、先生たちも色々なことをさせてくれるので楽しいみたい。
智也の世界がまた広がったみたい。
智也が丈夫で元気に保育所は毎日通ってくれるおかげで私も順調に職場復帰を遂げた。