捨てられママでしたが、天才外科医に独占欲全開で溺愛されています
ご飯をいただき、おばちゃんや真帆に遊んでもらうと智也は上機嫌。
疲れ果てたのかコテっと昼寝を始めた。
やっとゆっくりお茶をいただくことにした。
「千佳ちゃん、職場は決まってないのよね?候補はあるの?」
「まだなんです。今後を考えると金銭的にも安定しているところがいいのと、できれば保育所がついてるところにしたいなって。私、シングルマザーだから働かないといけないし。保育園だと熱とか出しても休まなきゃないけど院内の保育所なら多少のことまでは見てくれるから。」
「そうなのね。辞めてからしばらくは手当が出るからその間にいいところをみつけたらいいわよ。」
「まだ智也とずっといたい気もするんだけど、働かないわけにいかないし、智也には負い目を感じてほしくないからきちんとした生活を送らせたいの。」
「そうね。でもね、困ったら私たち味方だからね。いつも言ってるけど頼りなさいね。」
「うん。ありがとう。」
「千佳ちゃんは本当に頑張り屋さんだからおばちゃんは心配なのよ。」
「頑張り屋じゃないけど、子供がいるって強いなって思うの。」
「そうね、子供は特別だから。」
「私は智也がいないと生きていけない。智也がいるから強くなれる。」
「千佳ちゃんもすっかりママね。」
「まだまだだけどね。」
「子供が親を育ててくれるんだから慌てなくていいのよ。」
「うん。」
お昼寝から起きた智也はおじちゃんがコンビニに行こうとしたらついていきたいのか靴を持っている。
「ともくん!じぃじはお出かけだよ。ともくんはだめよ。」
智也は靴を離さない。
「ともくん!だーめ。あとでママとお出かけしよう。」
智也は聞かない。
おじちゃんが、
「ともくん、いきたいの?お買い物だけどいいの?」
智也は靴を履かせてほしいとねだる。
「千佳ちゃんがいいなら連れて行くよ。すぐそこのコンビニだから。」
「ありがとう。私はおじちゃんが大丈夫ならお願いします。」
智也はご機嫌で靴を履き、おじちゃんの手を握った。
おじちゃんもご機嫌で真帆に写真を撮るよう話している。
手を繋ぎ、本当の孫のよう。
私の父も母もしてくれなかったことだから智也にとってじぃじもばぁばも真帆の両親のことを指すことになるだろう。
疲れ果てたのかコテっと昼寝を始めた。
やっとゆっくりお茶をいただくことにした。
「千佳ちゃん、職場は決まってないのよね?候補はあるの?」
「まだなんです。今後を考えると金銭的にも安定しているところがいいのと、できれば保育所がついてるところにしたいなって。私、シングルマザーだから働かないといけないし。保育園だと熱とか出しても休まなきゃないけど院内の保育所なら多少のことまでは見てくれるから。」
「そうなのね。辞めてからしばらくは手当が出るからその間にいいところをみつけたらいいわよ。」
「まだ智也とずっといたい気もするんだけど、働かないわけにいかないし、智也には負い目を感じてほしくないからきちんとした生活を送らせたいの。」
「そうね。でもね、困ったら私たち味方だからね。いつも言ってるけど頼りなさいね。」
「うん。ありがとう。」
「千佳ちゃんは本当に頑張り屋さんだからおばちゃんは心配なのよ。」
「頑張り屋じゃないけど、子供がいるって強いなって思うの。」
「そうね、子供は特別だから。」
「私は智也がいないと生きていけない。智也がいるから強くなれる。」
「千佳ちゃんもすっかりママね。」
「まだまだだけどね。」
「子供が親を育ててくれるんだから慌てなくていいのよ。」
「うん。」
お昼寝から起きた智也はおじちゃんがコンビニに行こうとしたらついていきたいのか靴を持っている。
「ともくん!じぃじはお出かけだよ。ともくんはだめよ。」
智也は靴を離さない。
「ともくん!だーめ。あとでママとお出かけしよう。」
智也は聞かない。
おじちゃんが、
「ともくん、いきたいの?お買い物だけどいいの?」
智也は靴を履かせてほしいとねだる。
「千佳ちゃんがいいなら連れて行くよ。すぐそこのコンビニだから。」
「ありがとう。私はおじちゃんが大丈夫ならお願いします。」
智也はご機嫌で靴を履き、おじちゃんの手を握った。
おじちゃんもご機嫌で真帆に写真を撮るよう話している。
手を繋ぎ、本当の孫のよう。
私の父も母もしてくれなかったことだから智也にとってじぃじもばぁばも真帆の両親のことを指すことになるだろう。