捨てられママでしたが、天才外科医に独占欲全開で溺愛されています
やっぱり私は昌也から離れられないのかもしれない。

昌也はまだ親にはなりきれてないのは当たり前。

だって私が勝手に産んだんだもの。

でも追いつこうと努力してくれる。

責めるだけでなく認めてあげなければならないのかもしれない。

昌也は決して暇ではない。

むしろ他の職種より忙しいはずだ。

職業柄勉強しなければならないこともたくさんある。

それなのに私に追いつこうと努力してくれようとしている。

私のことを考えてくれる。

私を支えようとしてくれる。

でも…私は昌也に何をしてあげられる?

昌也のお荷物にはならない?

昌也と同じ歩調で歩いていける?

昌也を幸せにできる?

昌也と幸せになれる?
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