捨てられママでしたが、天才外科医に独占欲全開で溺愛されています
「ねぇ、昌也。私ね、2年前本当に昌也が好きだったの。うまく言えないけど、いつも胸がギュッとなってたの。好きになればなるほど怖かった。一人に戻るのが怖くて、昌也のお荷物にはなりたくなくて。ボストンに行くとき付いていきたいと思ってた…。仕事は続けたかったけど、本音は連れて行って欲しかった。強引でもいい、私を離さないで欲しかった。」

「ごめん。本当俺は千佳の口から言われないと察することが出来なくて。情けないよ。」

「ううん。口にしなかったくせに後から言うのはズルイよね。だからこれからは正直でありたい。」

「ああ。俺もそうだ。俺の本音も言い続けるよ。一生隣に居続けたいって…。」

「大好き。」

「俺もだよ。」
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