捨てられママでしたが、天才外科医に独占欲全開で溺愛されています
翌朝。

私が目を覚ますとすでに昌也は起きていた。

スクランブルエッグを作り、パンを焼いていた。

智也も目を覚ましている。

やっぱり歩くことはしないが少しハイハイをしたり動き始めていた。

「千佳、おはよう。智也がもう起きてるよ。少し機嫌がいいみたいだ。痙攣で脳が驚いてまだ歩けないみたいだけど、ハイハイしてるから手足に異常はなさそうだな。すぐもどってくるはずだよ。」

「おはよ。遅くなってごめんね。」

「ゆっくり寝れて良かったよ。朝ごはん食べよう。」

「ありがとう。ごめんね、狭かったからよく寝れなかったでしょう。」

「いや、千佳の隣ですごく良く寝れたんだ。スッキリしたよ。」

「ともくん、どう??ご飯食べれる?」

「まんまんまん…」

「よし、じゃ、食べようか。」

智也には昨日のうどんを温め直した。
すると智也はとてもよく食べてくれた。

あぁ、一安心。
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