捨てられママでしたが、天才外科医に独占欲全開で溺愛されています
「ね、千佳。結婚しよう。俺、千佳を幸せにしたい。大切にしたいんだ。千佳としか考えられない。隣で一生歩いて行きたいんだ。」

「うん。ありがとう。」

「千佳。結婚してくれる?」

「はい。よろしくおねがいします。」

私は昌也からの熱いプロポーズを受け、やっと応えることができた。

昌也はまたキスをしてきた。

私は恥ずかしかったけど…正直、また昌也にキスして欲しかった。

私たちの間にはもう子供もいるのに、外でこんなことするなんて恥ずかしい。

でも…今、昌也にキスして欲しかったの。

昌也は私をじっと見つめ、小さな声で「もっと?」と聞いてくる。

私は昌也の肩に顔を隠すようにして頷く。

昌也は私を隠すようにまたキスをしてくれた。
口が少し開いたところに昌也の舌が入り込み、ちょっとだけ深く…。

お店だということを忘れそうになる。

でも人が通る気配がするとビクッとしてしまう。

「また後で…」と小さな声で言われ真っ赤になった。
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