捨てられママでしたが、天才外科医に独占欲全開で溺愛されています
俺の中の欲は大きくなり、最初から貪るように千佳にキスをした。

千佳が欲しかった。

口が少し開くと俺の舌は入り込み千佳の歯列をなぞる。
舌と舌が絡み合い、いらやしい水音が聞こえてくる。

俺の手は千佳のパジャマの裾から入り込みお腹や背中を触る。
ホックが外され胸が解放されると昌也は服の中に入り込み私の胸を舐め上げ、先端を昌也の口の中で転がされる。
もう片側の胸は優しく揉まれ私は恥ずかしい声が漏れてしまう。

パジャマに入り込んでいる昌也の顔が見えない。

私は不安になり「昌也…」というと昌也は顔を出し弾けるような笑顔をみせてくる。

パジャマを脱がされ、昌也もTシャツを脱ぎ直接肌が触れ合った。

懐かしい昌也の体温。

昌也の手は動くことをやめず下の方にも伸びてきた。

下着の中に手を入れられ私のお腹の中が疼く。
身体をよじらせてしまうと昌也は追いかけてくるように指で攻め立ててくる。

昌也の器用な指が私の中に入り込む。

あぁ…ん

声なき声が漏れる

私が智也を起こさないよう昌也の口で私の口を塞がれる。

昌也の舌は私の声まで絡めとっていく。

昌也は余すところなく私の体を隅から隅まで撫でまわす。

下着も脱がされ、昌也と2人ソファに倒れ込む。

昌也は下腹部に入り込み、さっきまで指で触っていたところまで舐めてきた。

「ヤダ、昌也。恥ずかしい。」

小さな声で言うと

「千佳の全部が欲しいんだ。」

と囁く。

また私のお腹がキュンと疼く。

「昌也。私も昌也が欲しい。」

「あぁ。」

グイッと昌也が私の中に入ってきた。

私の中に昌也を感じる。

昌也にしがみつき私は繋がっていることを実感する。

「千佳…愛してる。」

また小さな声で耳元で囁く。

嬉しくて、嬉しくて…涙が頬を伝う。

「昌也。私も愛してる。」

私も囁き返すと昌也は笑顔を返してくれる。

「千佳。嬉しいよ。ごめん、久しぶりすぎて我慢できない…」

昌也は何度も私の中を突き上げる。

何度も何度も私の中を動き回る。

私は昌也に翻弄され、しがみつくのがやっと。

昌也が果て、私の胸に顔を落とす。

「千佳。嬉しいよ。また俺のところにいるなんて…。もうダメかと思った。でも諦めきれなかった。諦めなくてよかった。」

「うん…昌也、ありがとう。」

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