出会いの“キセキ”

いや…ほんとは、
すっごくかっこいいと思った。

だけど…かっこいいなんて言えるわけないじゃあん!!!

「かっこよくないって!?
ありえんな!!!」

「ハハハ~!!!」

そのうち、マイも登校して来た。
私はソウマから離れて
マイの方へ行った。

「マイ~!!
ショウヤにいつ言うの??」

「ん~…昼休みかなぁ!」

「がんばって!!」

マイは顔を赤くしながら
笑ってうなずいた。

「で~、ミアビはソウマと朝から
仲良しで良いねえ」

「はぁ!??」

突然顔が真っ赤になる私。

昨日まではこんな事無かったのに…

「素直になりなって~
中学生といえば恋だよ!?」

「ん~…」

私は、ソウマの事を気になっているかもしれない
ということを
マイに話した。
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