出会いの“キセキ”

練習が休憩に入ったところで、
私とマイは帰ることにした。

挨拶をし、玄関へ向かった。

「そういえば、うちの母さん
迎え来てくれるから~!
ミアビも乗ってって♪」

「ありがと~♪」

疲れていたから嬉しかった。

そして、2人で玄関に座った。

「マイ、昨日ショウヤと手繋いでたね~
いいっすなぁ~」

「え!?」
そう言いマイは赤面。。。(笑)

「良いだろ~!?(笑)
ミアビはどう?」

「微妙…かな……。
なんてゆーか…
気まずいの。今。」

「ん~…。」

「けど、好きだよ。
ソウマのことは。
友達として、とかじゃなくて本気で。」


キィ~……


この時鳴った小さな物音…
私たちは気付くはずもなかったね…
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