出会いの“キセキ”

時計を見ると、まだ5時半だった。

「時間めっちゃ余っちゃったね~
マイ、どうする??」

「どうしよ~(笑)
家出るのって7時でしょ??」

「うん…
あっ!6時なったらカズキさんにメールしよう♪」

「あ~!!良いね!
学校に早く来れませんか?って言って
4人で朝早くから話す♪とかね!」

「うんうん♪」

それまで私たちは、
マンガを読んだり、ケータイでゲームしたりして時間をつぶした。

「あっ。6時なったよ♪」

「メールするね!起きてるかなぁ…」

『おはよぉございまぁす★、
今日学校に早く来れますか??』

送信っ。



『~~~~♪』

「「返信早っっ!!」」

『おはよ~♪
 余裕でOKだけど♪
 ユウタにも言っとくね
 じゃあ7時学校来て~』

『分かりました♪
 ありがとうございます~♪』
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