甘々顔KING総長様と地味顔女子
だが、その後悔はすぐに払拭される事となる。
「可愛い~。」「うわ、細いっ」「なんで、彼女がこの階に?」何やら教室の外が騒がしい。
ふっと、向くと
教室のドアの所で手を振っている。
その・・と――っても美少女がっっ!!
えっ、誰に手をふって・・?後ろを見ても、横を見ても誰も居ない。
首を傾げてる私の方へその美少女は歩み寄ってくる。
そして、私の目の前で立ち止まった。
明らかに花をしょっている美少女と、ごくごくフツーの私の2ショット。
なんなんですかっ、この図柄はっ!イジメですかぁ~~
「私、黒園さくらと言います。2年生です、先輩。」
はああぁ//黒って文字を除けばそのお姿にピッタリな可愛いお名前。
って!なんでこの美少女が私に自己紹介っ??
でも、とりあえず、
「わ、私は山西まゆです。」フツーの名前ですいません。
「まゆさんって呼んでいいですか?」
「え?」
間近でそのキレイな瞳と目が合う。
あれ?なんかこの子の目、・・
「私、よくお兄ちゃんと似てるって言われるんだ、とくに目が♪」
そう言って笑った顔・・には見覚えがあった。
「え?あ~~~~~!!もしかして~~??」
「わかりました?」
コクコクと頷く私。
「昨日の、柄の悪い――、」って言って口を閉じた。
「ふふ。」
笑っているのに実はわらっていない笑顔
その目に見えない威圧感は、紛れもない同じ遺伝子を持つていると実感せざるおえない事実だと、確信する。決定だ!間違いなく、この子は昨日のあの甘々の顔の人の妹さんだっ!
と、同時に湧き上がる疑問、
「あ、あの、なんで私の事わかったんですか?」相手が下級生にも関わらず、キレイな子には下出にでてしまうとゆー。
「あーあのコンビニで私の事を待っててくれてたのお兄ちゃん達。」
はぁ。
「それで、コンビニに着いたら、なーんか、お兄ちゃんの顔が変でさ。」
へ?あの甘々キレイな顔を変となっ?
そんな話の最中、目立つ彼女の周りが騒がしくなってきた。
「あの、黒園さん//」「俺らも混じっていい?」「あ、俺も」
無理もない。これだけの美少女だ。
その中、いきなり一人の男の子が教室に入ってきて、妹さんの腕を引っ張った。わぁ、この子、すごく端正な顔立ちをしてる。やはり美しい子の周りには美しい者が集まるのかなぁ。その顔に見とれていると
「はい。面会終わりー」
そう言い放って、妹さんの事を私の目の前からも、教室の中からも連れ出して行ってしまった。
「え―、」「なんだよ」「なぁ、山西って黒園さんと知り合いなのか?」
そうね、そうくるよね。
しかも、私の事は呼び捨てで、下級生の妹さんの事はさんづけって。まぁ、私もさん付けで呼んでたけどね。
「なぁ、なぁ」「黒園さん紹介して」
私の気持ちなどそっちのけで周りは騒ぎたてる。
でもそうは言っても・・「私も今日初めて会ったばかりで、その、紹介なんて無理だよ。」
ホントの事だった。
「え~、なんだよ、」「つかえねぇ~」 おい!
私の期待外れの返答にがっかりした顔を見せ、皆は散って行った。
そんな騒動が治まった教室には又、いつもの普通が戻ってた。
私だけは未だ、興奮さめやらずという感じで。
結局、妹さんが誰なのかはわかったケド、肝心の昨日の件はなにも解決していないからだ。
「可愛い~。」「うわ、細いっ」「なんで、彼女がこの階に?」何やら教室の外が騒がしい。
ふっと、向くと
教室のドアの所で手を振っている。
その・・と――っても美少女がっっ!!
えっ、誰に手をふって・・?後ろを見ても、横を見ても誰も居ない。
首を傾げてる私の方へその美少女は歩み寄ってくる。
そして、私の目の前で立ち止まった。
明らかに花をしょっている美少女と、ごくごくフツーの私の2ショット。
なんなんですかっ、この図柄はっ!イジメですかぁ~~
「私、黒園さくらと言います。2年生です、先輩。」
はああぁ//黒って文字を除けばそのお姿にピッタリな可愛いお名前。
って!なんでこの美少女が私に自己紹介っ??
でも、とりあえず、
「わ、私は山西まゆです。」フツーの名前ですいません。
「まゆさんって呼んでいいですか?」
「え?」
間近でそのキレイな瞳と目が合う。
あれ?なんかこの子の目、・・
「私、よくお兄ちゃんと似てるって言われるんだ、とくに目が♪」
そう言って笑った顔・・には見覚えがあった。
「え?あ~~~~~!!もしかして~~??」
「わかりました?」
コクコクと頷く私。
「昨日の、柄の悪い――、」って言って口を閉じた。
「ふふ。」
笑っているのに実はわらっていない笑顔
その目に見えない威圧感は、紛れもない同じ遺伝子を持つていると実感せざるおえない事実だと、確信する。決定だ!間違いなく、この子は昨日のあの甘々の顔の人の妹さんだっ!
と、同時に湧き上がる疑問、
「あ、あの、なんで私の事わかったんですか?」相手が下級生にも関わらず、キレイな子には下出にでてしまうとゆー。
「あーあのコンビニで私の事を待っててくれてたのお兄ちゃん達。」
はぁ。
「それで、コンビニに着いたら、なーんか、お兄ちゃんの顔が変でさ。」
へ?あの甘々キレイな顔を変となっ?
そんな話の最中、目立つ彼女の周りが騒がしくなってきた。
「あの、黒園さん//」「俺らも混じっていい?」「あ、俺も」
無理もない。これだけの美少女だ。
その中、いきなり一人の男の子が教室に入ってきて、妹さんの腕を引っ張った。わぁ、この子、すごく端正な顔立ちをしてる。やはり美しい子の周りには美しい者が集まるのかなぁ。その顔に見とれていると
「はい。面会終わりー」
そう言い放って、妹さんの事を私の目の前からも、教室の中からも連れ出して行ってしまった。
「え―、」「なんだよ」「なぁ、山西って黒園さんと知り合いなのか?」
そうね、そうくるよね。
しかも、私の事は呼び捨てで、下級生の妹さんの事はさんづけって。まぁ、私もさん付けで呼んでたけどね。
「なぁ、なぁ」「黒園さん紹介して」
私の気持ちなどそっちのけで周りは騒ぎたてる。
でもそうは言っても・・「私も今日初めて会ったばかりで、その、紹介なんて無理だよ。」
ホントの事だった。
「え~、なんだよ、」「つかえねぇ~」 おい!
私の期待外れの返答にがっかりした顔を見せ、皆は散って行った。
そんな騒動が治まった教室には又、いつもの普通が戻ってた。
私だけは未だ、興奮さめやらずという感じで。
結局、妹さんが誰なのかはわかったケド、肝心の昨日の件はなにも解決していないからだ。