甘々顔KING総長様と地味顔女子
次の日、
「ああ・・ガッコいきたくないなぁ。」
もし、どこかでさくらちゃんと会ったら・・
まぁ、昨日も、学校では信者に阻まれて話なんか出来ないから大丈夫かなぁ。
そんな事を考えながらも、学校へ行く準備はしていた。
中学3年生。成績も良くないから塾にまで通っている。
その私が高校受験に唯一、有利な内申書に書かれる出席日数。これだけは落とせない。
はぁ。と、ため息を一つ着いた後、玄関の扉を開けた。
ちょっと、大回りになるケド、あのコンビニ付近はなるべく避けていこう。
「この道、久しぶりに通るなぁ」
大通りが出来てから、さっぱり使っていない1本奥まった道。
知らない間に、変化していたその街並みを眺めながら歩いていた。
「わ、こんなマンションも建ってたんだ、へぇ~」と高級そうなマンションを横目に通り過ぎようとした時、・・止まる。
「・・」
「・・」
な・・なんか綺麗な目と合った
「・・ん?」
「てめぇ。」
「ひいっ!!」
その目があった人は
その、あの、
「総長~~~~!!」
「ああ?!」
ハッ!し、しまった逃げなきゃ!
だが、
遅かった~~~~
既に私の片腕はしっかり総長様の手によって掴まれていた!
「うわっ!ご、ごめっ、」
その言葉の途中で、総長のもう片方の手で塞がれた!
殺される~~~~!!
「こんなトコで朝っぱらから大声だすなっ!」
そう言われてズンズンどこかに連れていかれる。
あああ、お父さん、お母さん、先立つ不孝をお許しください!
連れて行かれた場所は、地下でも、倉庫でも無く、たまり場でも無く(くどい)
新しく整備されてた公園で。
そこで、フッと腕を離された。
そして、
「なんで逃げんだよ」
と
と?
「え?」
「はぁ。ホント、のみこみの悪ぃ、女。」
「す、すいませ・・」
「だから、さっきからなんで謝ってるんだ?」
甘々な顔を近づけて聞いてきた。
///!!アップはやめて!
「あ、すいま・・」又、出そうになった謝罪の言葉を飲み込んだ。
「何?もしかして俺の事怖いのか?」
「はい。あ!!いえ、そうではなくて、ああ、それもあるんですが、」
「どっちだ。」 呆れた顔をしながら今度は声が少し優しい。
「どうせ、さくらからでも聞いたんだろ、俺の事、」
あ・・
「えと、あの総長さんだと、」
「はぁ、ホント、ロクな事言わねぇ。
別に脅かすつもりとか無いんだけど、やっぱ、聞けばそういう反応しちまうよな。」
「・・」
「悪かったな。」
「え?」
又、顔を近づけてきた!
「////」
「最初は、ただ、妹と同じ制服だったから、つい声かけちゃっただけなんだけどな。」
「・・やっぱりシスコ・・」
う!!その言葉の途中で、甘々な顔が一気に総長様のお顔に変化したっ!
「す、すびばせん」
片手で両方の頬を掴まれている為、このお詫びとなっている
その後、すぐに頬から手を離してはくれたが、総長様の不機嫌な顔は元には戻っていない。
「昨日、」
「?」
「さくらから受け取った。」
「あ。」 もしかしてチョコバナナクレープのこと?
「一言礼を言おうとしたら、お前、逃げるし。」
「!!」
え?
「まずは、サンキュ。」
////は!!
不機嫌だった顔が一変、甘々がもっと甘々に増幅した笑顔へと変わりお礼を言ってきた総長様っ!///
ヤバい心臓がもはやヤバい、ある意味、凶器!
もしや、総長の座はこの笑顔に誰も勝てないからなったのではないのかっ?!
心臓バクバク状態で居る私に総長様は言葉を続け
「でも、あんな弁当おごったくらいで、中坊が気を使うな。」
と。
「え・・」
「あと、」
ん?まだ何か?
「学校は、今日サボりか?」
へ?私とはうってかわって全然フツーな総長さんはそんなフツーな言葉を・・
って!
「がっ、!学校―――!!うわ!やばっ、遅刻~~」
あああ、私の内申書がぁぁぁ
「バイクで送ってってやる、それだと間にあうだろ。」
そう言ってすぐにあの高級マンションへと駆け出して行ってくれた。
そのバイクに乗せてもらって学校の近くまで来ると、人気のない場所で降ろしてくれた。
ここから走れば間に合う!
良かった~~~
「・・・」
ん?既にお礼だけを言って、駆け出していた私の後ろから総長さんの声が聞こえた。気がした。
「ああ・・ガッコいきたくないなぁ。」
もし、どこかでさくらちゃんと会ったら・・
まぁ、昨日も、学校では信者に阻まれて話なんか出来ないから大丈夫かなぁ。
そんな事を考えながらも、学校へ行く準備はしていた。
中学3年生。成績も良くないから塾にまで通っている。
その私が高校受験に唯一、有利な内申書に書かれる出席日数。これだけは落とせない。
はぁ。と、ため息を一つ着いた後、玄関の扉を開けた。
ちょっと、大回りになるケド、あのコンビニ付近はなるべく避けていこう。
「この道、久しぶりに通るなぁ」
大通りが出来てから、さっぱり使っていない1本奥まった道。
知らない間に、変化していたその街並みを眺めながら歩いていた。
「わ、こんなマンションも建ってたんだ、へぇ~」と高級そうなマンションを横目に通り過ぎようとした時、・・止まる。
「・・」
「・・」
な・・なんか綺麗な目と合った
「・・ん?」
「てめぇ。」
「ひいっ!!」
その目があった人は
その、あの、
「総長~~~~!!」
「ああ?!」
ハッ!し、しまった逃げなきゃ!
だが、
遅かった~~~~
既に私の片腕はしっかり総長様の手によって掴まれていた!
「うわっ!ご、ごめっ、」
その言葉の途中で、総長のもう片方の手で塞がれた!
殺される~~~~!!
「こんなトコで朝っぱらから大声だすなっ!」
そう言われてズンズンどこかに連れていかれる。
あああ、お父さん、お母さん、先立つ不孝をお許しください!
連れて行かれた場所は、地下でも、倉庫でも無く、たまり場でも無く(くどい)
新しく整備されてた公園で。
そこで、フッと腕を離された。
そして、
「なんで逃げんだよ」
と
と?
「え?」
「はぁ。ホント、のみこみの悪ぃ、女。」
「す、すいませ・・」
「だから、さっきからなんで謝ってるんだ?」
甘々な顔を近づけて聞いてきた。
///!!アップはやめて!
「あ、すいま・・」又、出そうになった謝罪の言葉を飲み込んだ。
「何?もしかして俺の事怖いのか?」
「はい。あ!!いえ、そうではなくて、ああ、それもあるんですが、」
「どっちだ。」 呆れた顔をしながら今度は声が少し優しい。
「どうせ、さくらからでも聞いたんだろ、俺の事、」
あ・・
「えと、あの総長さんだと、」
「はぁ、ホント、ロクな事言わねぇ。
別に脅かすつもりとか無いんだけど、やっぱ、聞けばそういう反応しちまうよな。」
「・・」
「悪かったな。」
「え?」
又、顔を近づけてきた!
「////」
「最初は、ただ、妹と同じ制服だったから、つい声かけちゃっただけなんだけどな。」
「・・やっぱりシスコ・・」
う!!その言葉の途中で、甘々な顔が一気に総長様のお顔に変化したっ!
「す、すびばせん」
片手で両方の頬を掴まれている為、このお詫びとなっている
その後、すぐに頬から手を離してはくれたが、総長様の不機嫌な顔は元には戻っていない。
「昨日、」
「?」
「さくらから受け取った。」
「あ。」 もしかしてチョコバナナクレープのこと?
「一言礼を言おうとしたら、お前、逃げるし。」
「!!」
え?
「まずは、サンキュ。」
////は!!
不機嫌だった顔が一変、甘々がもっと甘々に増幅した笑顔へと変わりお礼を言ってきた総長様っ!///
ヤバい心臓がもはやヤバい、ある意味、凶器!
もしや、総長の座はこの笑顔に誰も勝てないからなったのではないのかっ?!
心臓バクバク状態で居る私に総長様は言葉を続け
「でも、あんな弁当おごったくらいで、中坊が気を使うな。」
と。
「え・・」
「あと、」
ん?まだ何か?
「学校は、今日サボりか?」
へ?私とはうってかわって全然フツーな総長さんはそんなフツーな言葉を・・
って!
「がっ、!学校―――!!うわ!やばっ、遅刻~~」
あああ、私の内申書がぁぁぁ
「バイクで送ってってやる、それだと間にあうだろ。」
そう言ってすぐにあの高級マンションへと駆け出して行ってくれた。
そのバイクに乗せてもらって学校の近くまで来ると、人気のない場所で降ろしてくれた。
ここから走れば間に合う!
良かった~~~
「・・・」
ん?既にお礼だけを言って、駆け出していた私の後ろから総長さんの声が聞こえた。気がした。