あたしの隣はイケメンくん。


「よかった。」


そう言って、伊沢はあたしの手を離した。



…………もっと、握りしめてて欲しかった………



「……しず、帰り送ってく??方向どっち??」


………え???


「……いいよ!大丈夫…」


外を見ると、空が夕日の色に染まっていた。


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