あたしの隣はイケメンくん。



「あ…うん、覚めた…」

あたしは、まだドキドキしてる心臓を落ち着かせようとしながら、呟いた。



伊沢が、ジッとあたしを見つめてくる。



「…ビックリしたし。イキナリ頭ぶつけて、倒れてさ……」


伊沢が、眉間に皺を寄せながら言った。



「ゴメン…あの時、考え事してて……」


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