雨の日の夜
その後の授業はとても辛かった

重々しい空気のなか授業ができるわけない

でもやらないといけない

先生も疲れてしまっていて最後の方には暗号のようになっていた

麻美も泣いていた

その横にいるのはいつも賢太

あそこは俺だったかもしれねぇのに

雷斗のことと賢太への怒りで心は黒く染まっていきそうだった
< 13 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop