奏
*別世界*
それからは2、3日に一度程のペースで
連絡がくるようになり何週間か経ち
いつも通り仕事を終えたときだった
【ちゃんミキ今何してんの?遊ぼうよ!】
えー…
今日に限って超テキトーな格好、、、
化粧もよれまくりだしなぁ
とりあえず化粧を速攻で直し、
職場近くのコンビニ前で待ち合わせをすることにした。
コンビニに着いて周りを見渡すと
目立つ黒いセダンが停まっていた。
もしかしてあれかなぁ…
そうもじもじしていたら
「ちゃんミキぃ〜!!」
黒いセダンの運転席から顔を出して
笑顔で手を振る篤史くんがいた。