JOKER -東京の片隅で愛を探して-
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「ねぇ……ちょっと頼みすぎじゃない?」
テーブルには沢山のグラスとボトル。
それに高そうなフルーツや食べ物も山盛り。
「……そう?大丈夫だよ。金あんでしょ?」
笑いながら言う。
「まあ……」
本当に足りるのかな。
なんか不安になってきた……。
「JINさん、ご指名入りました」
その時、彼に指名が入った。
やっぱりJINって人気なんだな……。と、改めて実感する。
「すぐ戻ってくるから」
私に笑顔を向けて、彼は他の席へと移った。