BLOOD VAMPIRE
よけられずに
ドカッと腹部に命中
「あうっ…!!」
小さな悲鳴をあげ
ドゴォオオオオオンッ
激しく吹っ飛んだーーー
「あらあら、もう終わりぃ?太陽の使者もたいしたことないじゃーん?」
見くびるなよ…
これしきで、くたばる程
私は弱くない!!
普通の人間なら
間違いなく死んでいるな…
なんて思いながら
ゆっくりと立ち上がる。
先輩の仇は私が討つんだーーーーー。
「あんたらこそ、そんな程度?まるで蚊に刺されたような気分…」
しかし、今のままではマズイ。
なんとかしてレイを
呼びつけなくてはーーー。