BLOOD VAMPIRE
「ちょっとレイ!?」
顔を真っ赤に染めて
離れようとする彼女を
さらに強く抱き寄せる
そして耳元で
「この間の続きしましょうか?」
優しく囁いた。
「な、ちょ!!バッカじゃないの!!離せっ!!」
お嬢様はそう言うと
ゴツンッと頭突きをしてきた。
「っ…!…酷いじゃありませんか」
笑いながらそう言うと
お嬢様はさらに眉を吊り上げ
「うるさい!!この変態ドS野郎!!」
捨て台詞を吐き
部屋を出て行った。
「クスクス…やっぱりお嬢様は、こうでないと…」
そう呟いて
私も部屋をでたーーー。