BLOOD VAMPIRE



「うふふっ。レイが私の執事で良かったわ!!ありがとう、大好き。」



そうやって鏡越しに
笑顔を向けた。



知ってますか?
貴女の笑顔が
私を苦しめていること



17歳になれば
契約をし自分の
力について
知ることになる。


けれど…
その前に君は
他の男のモノに
なってしまう



そんな幸せそうに笑うな
他の男のモノになるくせに
私を好きだなんて言うな…



私はきっと耐えられない…



「そろそろ髪乾いたでしょ?」



そう言って立ち上がり
ベットに向かうロイア様を
思い切りベットに
押し倒したーーーー。
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