イケメン彼氏とはじめる相思相愛
だから、あの時、
(えっ⁈ 大丈夫? わたし? )
って思った。
そら耳?
そんなことをちゃんと考えながら、呑まれたように彼の目を見たのだ。
それから、思わず勢いよく返事をした、彼が取り消してしまうんじゃないかって思ったから。
ちゃんとはっきり誤解のないように勢いよく受けた。言いながら何度も心で頷いてチャンスを握りしめたのは絵里奈だった
言い出したのは彼、なのに彼の方が驚いたように眉を上げた。
もしかしたら「何言ってんですか〜」って流す話の流れだったのかもしれない、わからない、でも、あつかましくも彼の言葉を両手でひっつかまえたような形だ。
絵里奈が一颯の申し込みを受けた時。
裕樹と何やら話していた真緒は、絵里奈が立ち上がってまで勢いよく答えた姿を、たった今、カレカノになった2人を、唖然として見ていた。
轟さんは、さっきの一颯とそっくりな表情だ。
眉を上げて驚くみたいな『はぁっ? 』て引いてるみたいなかんじ。
真緒は目を見開いて、言葉を失っている。
真緒の気持ちよく分かったけど、今は一颯から目を離さない、このよく分からない世界に、扉が閉まってしまわないように、ちゃんとこの口約束を本当にしてしまわないと!
今付き合うことになったよね、いいんだよね、さあ、がんばれ自分、と息もしてないぐらい、前向きな気持ちを一直線に一颯をじっと見たら、彼があきれながらも余裕を取り戻したように、フッと緊張感をかわしてきた。
「じゃ、今からオレのカノジョね」
だって。ほんとにほんとに、付き合っちゃいますよ、はじまっちゃいますよ⋯⋯ 。
(えっ⁈ 大丈夫? わたし? )
って思った。
そら耳?
そんなことをちゃんと考えながら、呑まれたように彼の目を見たのだ。
それから、思わず勢いよく返事をした、彼が取り消してしまうんじゃないかって思ったから。
ちゃんとはっきり誤解のないように勢いよく受けた。言いながら何度も心で頷いてチャンスを握りしめたのは絵里奈だった
言い出したのは彼、なのに彼の方が驚いたように眉を上げた。
もしかしたら「何言ってんですか〜」って流す話の流れだったのかもしれない、わからない、でも、あつかましくも彼の言葉を両手でひっつかまえたような形だ。
絵里奈が一颯の申し込みを受けた時。
裕樹と何やら話していた真緒は、絵里奈が立ち上がってまで勢いよく答えた姿を、たった今、カレカノになった2人を、唖然として見ていた。
轟さんは、さっきの一颯とそっくりな表情だ。
眉を上げて驚くみたいな『はぁっ? 』て引いてるみたいなかんじ。
真緒は目を見開いて、言葉を失っている。
真緒の気持ちよく分かったけど、今は一颯から目を離さない、このよく分からない世界に、扉が閉まってしまわないように、ちゃんとこの口約束を本当にしてしまわないと!
今付き合うことになったよね、いいんだよね、さあ、がんばれ自分、と息もしてないぐらい、前向きな気持ちを一直線に一颯をじっと見たら、彼があきれながらも余裕を取り戻したように、フッと緊張感をかわしてきた。
「じゃ、今からオレのカノジョね」
だって。ほんとにほんとに、付き合っちゃいますよ、はじまっちゃいますよ⋯⋯ 。