LOVEDANGER~元ヤン御曹司と悪女OLの身籠り溺愛婚~
「あの頃、まさか、篤が瑛太の妹の梢ちゃんと結婚するとは思わなかったよね。
本当に、俺は嬉しくて」
斗希さんは本当に、嬉しそうで。
「うっせーな」
篤さんは、照れ臭そう。
「兄としても、梢の片思いが実って良かったと、思ってますよ。
昔から、梢は本当に篤さんの事好きだったみたいだから」
その兄の言葉に、私も照れ臭くなってしまう。
「それより、皆さん何飲みます?
ドリンクは、今夜俺が先輩方にご馳走します」
「俺は車だから、烏龍茶とかあるか?」
兄に、一番にそう篤さんが返していた。
「あ、じゃあ、烏龍茶よりアイスティーはどうです?
篤さん紅茶好きでしたよね?」
その兄の言葉に、えっ?、と思った。
「覚えてんだ。
昔、どこのメーカーか名前出て来ねぇけど、赤い缶のやつハマって良く飲んでたよな。
今、あれ売ってねぇんだよ」
「前に、スーパーで紙パックで売ってるの見ましたけど」
兄と篤さんは、そう笑いながら懐かしそうに話しているけど。
"ーーコーヒーと紅茶、篤さんはどっちがいい?ーー"
結婚の挨拶の時に、兄にそう訊かれて、
私は答えられなくて。
目の前の兄は、相変わらず篤さんと楽しそうに笑っているのだけど、
少し、胸がザワザワとした。
本当に、俺は嬉しくて」
斗希さんは本当に、嬉しそうで。
「うっせーな」
篤さんは、照れ臭そう。
「兄としても、梢の片思いが実って良かったと、思ってますよ。
昔から、梢は本当に篤さんの事好きだったみたいだから」
その兄の言葉に、私も照れ臭くなってしまう。
「それより、皆さん何飲みます?
ドリンクは、今夜俺が先輩方にご馳走します」
「俺は車だから、烏龍茶とかあるか?」
兄に、一番にそう篤さんが返していた。
「あ、じゃあ、烏龍茶よりアイスティーはどうです?
篤さん紅茶好きでしたよね?」
その兄の言葉に、えっ?、と思った。
「覚えてんだ。
昔、どこのメーカーか名前出て来ねぇけど、赤い缶のやつハマって良く飲んでたよな。
今、あれ売ってねぇんだよ」
「前に、スーパーで紙パックで売ってるの見ましたけど」
兄と篤さんは、そう笑いながら懐かしそうに話しているけど。
"ーーコーヒーと紅茶、篤さんはどっちがいい?ーー"
結婚の挨拶の時に、兄にそう訊かれて、
私は答えられなくて。
目の前の兄は、相変わらず篤さんと楽しそうに笑っているのだけど、
少し、胸がザワザワとした。