LOVEDANGER~元ヤン御曹司と悪女OLの身籠り溺愛婚~
「梢、川邊部長には言うなって言っただろう。
俺達の問題なのに!」


近藤龍馬は怒り心頭みたいだが、

そもそも、何故篤さんに内緒にするとこの人は思っていたのだろうか?


「この子の旦那さんは、
とりあえず、近藤さんがもう奥さんである川邊梢さんに関わらなければ、
特に近藤さんと争う気はないみたいですけど」


「もう、いい!」


近藤龍馬はテーブルをバン、と叩き。


さっさと、喫茶店から出て行った。


「梢ちゃん、久しぶり。
俺の事、覚えてる?」


「勿論です。斗希さん」


久しぶりのその斗希さんとの再会に、声が弾む。


斗希さんを見るのは、もう12年振りくらいだけど、
相変わらずの整った容姿で。


昔よりも、一段といい男になっている。

しかも、弁護士になっているみたいだし、凄い。


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