きらめく星と沈黙の月
ホントは…もっと距離を縮めたい。
小学生の時のように。
試合を観に行って、全力で応援して、月川家と星矢家合同でお疲れ様会を開いていたあの頃に戻りたい。
野球の話題が禁句じゃなくて、日常に溢れていたあの頃に…。
碧が私を定期戦に呼んだ意図はなんだったんだろう…。
碧は私にどうしてほしいんだろう。
……聞けない。
私たちの間で、触れちゃいけない腫れ物になっていて、何も聞けない。
でも、漠然と思うんだ。
マネージャーに戻りたいって。
碧を側で支えたいって。
そんなこと、口が裂けても言えないけど…。
「聞いてた?今の話」
碧の声で我に返る。
「ごめん、何?」
考え込むと周りが見えなくなるのは悪い癖。
小学生の時のように。
試合を観に行って、全力で応援して、月川家と星矢家合同でお疲れ様会を開いていたあの頃に戻りたい。
野球の話題が禁句じゃなくて、日常に溢れていたあの頃に…。
碧が私を定期戦に呼んだ意図はなんだったんだろう…。
碧は私にどうしてほしいんだろう。
……聞けない。
私たちの間で、触れちゃいけない腫れ物になっていて、何も聞けない。
でも、漠然と思うんだ。
マネージャーに戻りたいって。
碧を側で支えたいって。
そんなこと、口が裂けても言えないけど…。
「聞いてた?今の話」
碧の声で我に返る。
「ごめん、何?」
考え込むと周りが見えなくなるのは悪い癖。