きらめく星と沈黙の月
碧side
マネージャーになってほしい。
その一言がずっと言えないまま、6月が終わろうとしている。
マネージャーが不足していることを理由にすれば誘いやすいはずなのに、いざとなると言えない。
そもそも、桜子がマネージャーをやりたくないと思ってる可能性の方が高いわけだから、余計に。
「碧くん、碧くん」
「んー?」
朝も一緒に行かなくなり、夕飯の時間も揃わなくなり、桜子と話せる時間といえば休み時間ぐらいなのに、それすら話せない日が続く。
「今日あたしの誕生日なの」
「へぇ。おめでとう」
いつも内藤たちに絡まれるから桜子も近寄ってこないし。
どうやってマネの話を持ちかけるかなー。
その前に桜子の気持ちを聞いておいたほうがいいんだけど。
それもどうやって確認すればいいんだか。
その一言がずっと言えないまま、6月が終わろうとしている。
マネージャーが不足していることを理由にすれば誘いやすいはずなのに、いざとなると言えない。
そもそも、桜子がマネージャーをやりたくないと思ってる可能性の方が高いわけだから、余計に。
「碧くん、碧くん」
「んー?」
朝も一緒に行かなくなり、夕飯の時間も揃わなくなり、桜子と話せる時間といえば休み時間ぐらいなのに、それすら話せない日が続く。
「今日あたしの誕生日なの」
「へぇ。おめでとう」
いつも内藤たちに絡まれるから桜子も近寄ってこないし。
どうやってマネの話を持ちかけるかなー。
その前に桜子の気持ちを聞いておいたほうがいいんだけど。
それもどうやって確認すればいいんだか。